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石垣市長 安保法案「沖縄を含む日本の安保が強化される」



石垣市長 安保法案「沖縄を含む日本の安保が強化される」

 沖縄県石垣市の中山義隆市長は7日、都内で講演し、安全保障関連法案について「日本の平和と安全を確かにし、沖縄を含む日本全体の安全保障が強化されるものだ」と理解を示した。沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設に関する政府と県の集中協議に関しては「辺野古しか現状としては対応策はない」と語った。

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「現実的な脅威高まっている」安保法案に賛成 石垣市長が会見

沖縄タイムス 9月8日(火)9時39分配信

 【東京】尖閣諸島を抱える石垣市の中山義隆市長が7日、都内の日本記者クラブで会見し、国会審議中の安全保障関連法案に関して、「自衛隊と米軍が必要に応じて連携し、いかなる状況においても対応できる体制づくりが必要」と述べ、今国会中の成立を支持する立場を強調した。
 米軍普天間飛行場の返還問題では、辺野古周辺の住民の理解や容認を前提とした上で、「辺野古移設容認の立場」と説明。普天間周辺の危険性除去が原点だとし、理想は県外・国外移設としながらも「1歩でも2歩でも進めるには、辺野古やむなし」との考えを示した。
 中山氏は2012年9月に尖閣諸島が国有化されて以降、中国公船による領海侵入が激増していることや、近隣諸国での不安定要素の増大などを理由に「現実的な脅威が高まっている」と危機感をあらわにした。
 その上で、海上保安庁の増強とともに、「的確な対応のためには自衛隊の配備も必要だと思う」との考えを示した。
 一方、防衛省による同市への自衛隊部隊の配備計画については、「市長として(賛否の)意見は述べていない。国の安全保障や国防は国が考えて策定するものだ。ただ、配備の話があれば意見を聞いた上で対応したい」と述べるにとどめた

「中国には言わず、米には主張する」石垣市長が沖縄知事批判

 【石垣】尖閣諸島で中国公船が領海侵犯を繰り返している問題で、石垣市の中山義隆市長は16日の市議会で「翁長雄志知事は中国のトップに会っても何も発言せず、アメリカでは米軍基地問題をドンドン訴えている」などと知事の対応を批判した。崎枝純夫市議の質問に関連して答弁した。

 崎枝氏は自衛隊配備や辺野古移設、尖閣諸島などの問題に触れ、翁長知事を支援する立場で質問。

 中山市長は、知事が経済交流促進を目的に4月に中国で李克強首相らと面談したことを挙げ「翁長知事はマスコミに『領土問題は一地方自治体の長が言うべきでない』と述べた。私は大変憤った」と指摘。

 「中国の公船が沖縄の行政区域で領海侵犯を繰り返す中、中国トップに会えても何も発言しない。片方の国に言わず、アメリカでは基地問題を言う。那覇市長だったらいいが、沖縄県知事だ」と語気を強めて批判した。

010年03月01日

石垣市長選の結果報道も情報操作する意図で書かれているようです。

石垣市長選における全国紙、地方紙の報道状況を比較した。

1.産経
報道時点で把握している投票数を掲載していないのが気になる。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100228/elc1002282305002-n1.htm
市長選で民主系また敗れる 石垣は中山氏
2010.2.28 22:58
 
このニュースのトピックス:選挙

鳩山由紀夫首相。民主系がまた敗れ、苦悩は深まるばかり 任期満了に伴う沖縄県石垣市長選は28日投開票の結果、無所属新人の元市議、中山義隆氏(42)=自民、公明推薦=が、無所属現職の大浜長照氏(62)=民主、共産、社民、沖縄社大推薦=を破り初当選した。投票率は77・42%。長崎県知事選などに続き与野党対決を「自民系」が制した。民主党の「政治とカネ」問題の影響をうかがわせる結果となった。
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2.読売
地方版での扱いとなっている。
尖閣諸島をかかえる自治体の重要性を記者は知らないのか、それとも知っていて意図的に読者に知らせないために、地方版での扱いとした可能性もある。
記事の内容自体は、数字の裏付け、解説もあるため、今回はここが一番まともな内容だろう。
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http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100301-OYS1T00211.htm
石垣市長選、16年ぶり保守系当選
 28日投開票された沖縄県石垣市長選は、新人の前市議・中山義隆氏(42)(無=自民・公明推薦)が、5選を目指した現職・大浜長照氏(62)(無=民主・共産・社民推薦)を破って初当選し、保守系が16年ぶりに市政を奪還した。

 選挙戦は多選の是非と2013年の新石垣空港開港に向けた街づくりなどが主な争点だった。前回まで大浜氏を支援した公明党が、「多選は認めない」として中山氏側に回った。自民党小泉進次郎衆院議員が現地入りして応援した。大浜氏側は民主党喜納昌吉参院議員らが支持を訴えたが、及ばなかった。

 中山氏が1万6421票を集め、約5000票差で大勝したことについて、自民党沖縄県連の翁長政俊幹事長は「民主党の勢いの陰りを反映した部分があったのではないか」と分析。一方、民主党県連の新垣安弘幹事長は「公明党の離反と多選批判が響いた。鳩山政権への逆風は影響していないと考えている」と話した。

(2010年3月1日  読売新聞)
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3.朝日
北斗市長に高谷氏が初当選〈28日の市長選〉」というタイトルで読むと表示される。
全国紙3紙が、石垣市という単独タイトルで報道しているのに、これは解せない。
どう考えても石垣市の選挙結果が最も重要なはずだが、読者に石垣島で民主候補が圧倒的大差で敗れた事実を知らせたくない深慮遠謀なのだろう。
タイトルは、「北斗市石垣市行橋市四街道市の市長選結果」とすべきだった。
朝日の読者は、情報操作されていることに気づくべきだ。
なぜなら、石垣島尖閣列島を管理する自治体だからだ。
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http://www.asahi.com/politics/update/0228/TKY201002280292.html
北斗市長に高谷氏が初当選〈28日の市長選〉2010年2月28日23時21分
   
. ◇北斗市(北海道)
高谷寿峰氏(58)=無新、前副市長、初当選。前市議の山本正宏氏(65)=無新=を破る。投票率は60.65%。
 ◇石垣市沖縄県
中山義隆氏(42)=無新、自・公推薦、元市議、初当選。大浜長照氏(62)=無現、民・共・社・社大推薦=の5選を阻む。投票率は77.42%。
 ◇行橋市(福岡県)
八並康一氏(70)=無現、民・社・国推薦、3選。貿易会社役員の田中純氏(63)=無新=を破る。投票率は58.61%。
 ◇四街道市(千葉県)
佐渡斉氏(56)=無新、前県議、初当選。前市議の大島裕人氏(51)=無新=、元市議の森本次郎氏(45)=無新=、前市議の坂本弘幸氏(62)=無新=、前市議の清宮一義氏(61)=無新=、前市議の大島裕人氏(51)=無新=を破る。投票率は45.87%。
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4.毎日
事実報道としてはこれで十分と言える。
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100301k0000m010104000c.html
石垣市長選:前市議の中山氏が初当選 現職の大浜氏を破る
 沖縄県石垣市長選は前市議の中山義隆氏(42)が初当選。現職の大浜長照氏(62)を破る。投票率は77.42%。
 確定得票数は次の通り。
当16421 中山 義隆=無新<1>[自][公]
 11407 大浜 長照=無現(4)[民][共][社]
毎日新聞 2010年2月28日 22時50分(最終更新 3月1日 0時11分)
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5.日経
報道なし。経済紙だから不報道は当然という意見もあるが、麻生首相の漢字の読み間違いを馬鹿丁寧に日経が報道したことを忘れてはならない。
また、尖閣列島という安全保障上の重要な地点で、かつ民主候補を多選を圧倒的な差をつけて自公推薦候補が当選したのはサプライズなはずだが、それを中国寄りの報道方針を続けていくうえで都合が悪いときは経済紙だからという理由で不報道にしたのであろう。
偏向していると評される割には、事実のみ簡潔に報道している。
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-158449-storytopic-3.html
石垣市長選 元市議の新人・中山義隆氏が当選確実
2010年2月28日       
 【石垣】任期満了に伴う石垣市長選挙は2月28日投開票され、元市議の新人・中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=が現職・大浜長照氏(62)=無所属、社民、共産、民主、社大推薦=を破り、当選を確実にした。
 中山氏は「日本一幸せあふれる街、石垣市を必ずつくる。市民一人一人の生活をしっかり支える」と抱負を語った。
 投票率は77・42%で、前回の65・88%を11・54ポイント上回った。【琉球新報電子版】
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事実のみ簡潔に報道している。
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http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-28_4047/
中山氏が当確 石垣市長選
政治  2010年2月28日 22時07分     
 
 【石垣】任期満了に伴う石垣市長選挙は28日投開票され、新人で元市議の中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=の当選が確実となった。
 午後10時現在、開票率98・97%。中山氏が1万6400票、大浜長照氏=無所属、社民、共産、社大、民主推薦=が1万1400票。
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これらの報道を比較してみて、
新聞1紙だけを読むのは非常に危険であるということがおわかりいただけたはずである。
特に、朝日新聞を読むのは、自ら情報操作の罠に嵌ると言っていいであろう。
最低でも2紙必要だ。そのどの組み合わせでも産経ははずせない。

今回の石垣市長選の特徴は、
投票率が前回よりも10ポイントも上がったこと→危機意識による保守回帰
・自民公明候補が5000票も差をつけたこと→民主党への失望感
民主党は連敗続きであること→民主党支持率低下
であり、辺境の地をかかえ中国が3月1日から施行するとしている「海鳥保護法」に関連し、尖閣諸島を管理する自治体である石垣島において危機意識が高まり保守回帰となったこと、民主党への失望感と支持率低下、保守市民から石垣島民への情報提供作戦も功を奏したと言ってよいだろう。

さて、最後に、沖縄の保守系市民団体を紹介する。
「沖縄とともに「自立国家日本」を再建する草の根ネットワーク(JSN) 」
http://jiritsukokka.com/
http://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/
沖縄に危機が近づいていることについて、情報発信している唯一の保守系団体である。メルマガも発行している。是非、購読をお願いしたい。
http://jiritsukokka.com/cat12/