2016-08-27 大マスコミの恥じ知らず<毅然と最後まで対応した母親に容疑者の息子の「性癖」をたずねる> フリー ジャパン #神奈川県 有料ブログ 勝谷誠彦の××な日々より転載 2016年8月27日号。 <毅然と最後まで対応した母親に容疑者の息子の「性癖」をたずねる大マスコミの恥じ知らず>。 前略 高畑裕太容疑者の犯罪について母親の高畑淳子さんに対してCMを降ろすようなのはおかしいだろう、と昨日書いたらたくさんのメールをいただいた。「私も花王製品は二度と買いません」というものもいくつかあった。しかし、このことを指摘した大マスコミはほとんど見当たらない。やはりさきほどのANAと同じで大スポン…つるかめつるかめ。 成人した子どもの犯罪について親がどこまで責任をとり謝罪するべきなのかという論議は盛り上がっていて、その点、淳子さんの会見は立派だった。たとえあんな息子であっても息子は息子だとして責任をとると同時にかばってもいた。私は後半の方にむしろ彼女の勇気を見た。比較して目立ったのが群がった大マスコミのアホさ加減である。さすがは井上公造さん、私と同じことを感じてビシッと言ってくれた。 <井上公造氏 高畑淳子へ息子・高畑裕太容疑者の性癖を聞いた質問に「失礼」> http://news.livedoor.com/article/detail/11937894/ <26日、芸能リポーターの井上公造氏が、トークアプリ「755」の自身のアカウントで、高畑淳子の謝罪会見で飛び出した質問に非難を浴びせた。 同日午前、淳子は都内ホテルで会見を開き、強姦致傷の疑いで逮捕された息子の高畑裕太容疑者の不祥事を謝罪した。会見では「性癖に関して、何か気付くところはありました?」「例えば、ちょっと性欲が強いとか、性的な嗜好がちょっとおかしいとか?」という質問もあったという。> <井上氏は「あの質問は、ボクも有り得ないと思いました。遠慮なく聞くべきですが、答えようがない質問は失礼です」「あの質問は、酷いと思います」と一蹴した。> 大マスコミは「言葉狩り」をする前に、記者の教育をしたらどうか。成人した子どもの<性癖>について、女性である母親をつるし上げるというのは人権侵害、敢えて言うとまだ刑が確定していない息子本人に対してもそうだ。大マスコミの劣化はこれだけではなく、母親のあらゆるプライバシーを暴き立てている。淳子さんはこの際、謝罪は謝罪として弁護士を立ててきっちり大マスコミに対して報道被害を巡っての裁判をやればどうだろう。絶対に勝てることは間違いない。法の場ではもう息子と関係ない「独立した人格」なのだから。 アメリカとイランの関係は注視していった方がいい。 <アメリカ海軍、ペルシャ湾でイラン艦艇に警告射撃/2日連続で異常接近> http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/2-36.php <米国防総省によると、ペルシャ湾で24日、イランの艦艇が米艦艇に異常接近する事件があり、米国側が警告射撃を行った。イラン艦艇の米艦艇への異常接近は2日連続。> <警告射撃を行ったときは1隻になっており、一時は200ヤード(193メートル)まで接近したという。> これは射撃するだろう。もし自爆攻撃なら間に合わないくらいだ。アメリカとイランはイスラム国(IS)の殲滅を狙って、少しいい関係になっていた。潮目がかわったというべきか。 やっぱり最後であっても地学ネタはどうしてもねえ(苦笑)。 <南鳥島沖に球状レアメタル/海洋機構チーム> http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040005_W6A820C1000000/ <海洋研究開発機構と千葉工業大、東京大の研究チームは26日、小笠原諸島・南鳥島の南東沖の深海底に、レアメタル(希少金属)が含まれる球状の岩石「マンガンノジュール」が広範囲に密集しているのを見つけたと発表した。 分布域は北海道の面積のほぼ半分に相当する約4万4千平方キロと推計される。> 写真見て下さい。海底にゴロゴロと転がっている。もし引き上げられる技術が開発されれば、これは宝の山だ。何しろ「掘らなくていい」のだから。ご存じのように日本が権利を持つ海域は莫大だ。その底にはこうした宝の山がいくらでもあるはずだ。アベノミクス「第三の矢」は技術革新だと私は言ってきたが、それこそ全力でこうした資源を深海から引き上げる技術を開発してはどうなのだろうか。日本国ならできるはずだ。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ (c)2016 勝谷誠彦、katsuyamasahiko.jp All Rights Reserved. 問合せ(メールの未着など):info@katsuyamasahiko.jp 情報提供・感想:stealth@katsuyamasahiko.jp 発行:株式会社 世論社 81