パルデンの会

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<朝日新聞は「シナ人」ではなく「支那人」とちゃんと書け。そこに意味があるんだから>。



有料ブログ 勝谷誠彦の××な日々。  より転載

 2016年10月22日号。
朝日新聞は「シナ人」ではなく「支那人」とちゃんと書け。そこに意味があるんだから>。

前略

 なんだか連日のように素人地学屋の出番があって実は、恥ずかしい。本当のその方面のひとたちからどれほど嘲われているかと思う。でもなあ。噴火などに続いて、まこたこういうことが起きる。せめてお家芸の「築地をどり」のひとつとして、朝日新聞でもからかう形で行くか。かわいそうに「地震といえば活断層」だと、記者は教わってきたのか。
 <鳥取、なぜ大地震多い/気象庁活断層なくても起きる」>
 http://digital.asahi.com/articles/ASJBQ05DTJBPULBJ00N.html
 <21日午後に最大震度6弱地震が起きた鳥取県は、
これまでも大きな地震が繰り返し起きてきた地域だ。震源付近に活断層は確認されていないのに、なぜ、起きたのか。>
 最初に言っておくと<最大震度6弱>は判断のあやまりだと思う。
今から書くことと複雑にからまってくるのだが、マグニチュードと違って「震度」は体感だ。体感はどれほどの被害がでたかなども判断材料である。
 今回、被害、ほとんどないじゃないですか。ちゃんと調べたのか。
こんなところで震度6を出すと、今後の気象庁の発表は信用できなくなる。昨夜の尼崎の呑み屋で「揺れました?」と何人にも聞いた。ほぼ全員が「知らんかった」だ。なのに当地が震度3とか4とか言っている。4なら家から飛び出すだろう。どういう調査がこんないいかげんな震度を出しているのかね。
 そろそろ「
大昔の馬鹿で気が狂っている奴らがやらかしたことをすべて清算る活動」をした方がいい。安倍晋三首相にも言おうかな。今回の地震でもあぶり出されたことがいろいろある。
 <原子力規制委員会内閣府は、
原子力事故合同警戒本部を初めて立ち上げた。原子力災害対策指針に基づき、原子力施設が立地する道府県震度6弱以上の地震があると設置を判断する。今回は、鳥取県境に近い岡山県内に日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」があるため。 機構などによると、施設は01年に運転を停止している。異常が確認されなかったことから合同警戒本部は約2時間後に解除された。>
 私は別の意味で「え?」と思った。地質屋としてである。
人形峠放射能管理施設が止まっているの?これは地質学などといっさい、関係せずにここまで幸せな人生を送ってこられた、あなたや、あなたには説明が必要だろう。私たち地質屋にとっては人形峠とは大切なものだったのである。
 <ウラン採掘と人形峠旧ウラン鉱山>
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/Ugoki.html
 <1954年に原子力予算が成立してすぐ、
日本では一気にウラン探鉱が始まった。日本全土の半分を超える面積を探鉱した結果、1956年になって岡山・鳥取両県にまたがる地域がウラン鉱山として有望とされ、静かな山村が一気に「宝の山」へと変わった。県境の峠は「人形峠」と名付けられ、一帯の鉱山を総称して「人形峠ウラン鉱山」と呼ぶようになった。また、鉱山の運営は新たに設立された原子燃料公社に任された。67年になって原子燃料公社は動力炉核燃料開発事業団に拡大改組されたが、およそ10年にわたってウランの試験的な採掘が行われた。その挙げ句に、人形峠のウランなど全く採算がとれないことが明らかとなって、採鉱作業は放棄される。>
 まあ、バリバリのあっちかわからの指摘だが、
事実関係はその通りだ。こういうことを知って地震のニュースを読むのとそうではないのとはいささかの違いがあるでしょう。原発ばかりが言われているが、国は本当に危ないのは<日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」>ではないかと青くなったのではないか。汚いものはもともと汚い場所に置くのである。残酷だが、そういうことだ。

 この報道は大切なところが抜け落ちている。
大マスコミ各社すべてそうだ。クラブごっこで仕事をしていることがわかる。
 <「土人」「シナ人」発言、2警官を戒告処分>
 http://www.yomiuri.co.jp/national/20161021-OYT1T50134.html
 <沖縄県の米軍北部訓練場周辺で、
警備に派遣された大阪府警の機動隊員が反対派に「土人などと発言した問題で、府警は21日、発言者の男性巡査部長(29)を戒告の懲戒処分とした。
 その近くで「シナ人」と言った別の男性巡査長(26)
も戒告とした。2人は「不適切な発言で申し訳なかった」としている。府警は、監督責任があった男性警部(41)も所属長口頭注意とした。>
 発言と処分そのものについては、
書いても朝日新聞が喜ぶだけなのでもうやめる。それよりも私が気になったのは、なぜ「シナ人」という発言が出たかだ。沖縄のこうした反日勢力の背後には支那がいると、私はずっと書いてきた。警察の現場でなにかそれを察することがあったのか、あるいは事前のブリーフィングで「背後には支那がいる」と言われていたのか。後者の方が正しいのではないか。まだ『週刊文春』の記者であったならば、飛びつくネタだ。「シナ人」という現場のひとことから、沖縄に対する支那の工作が見えてくるのだから。
 『週刊文春』『週刊新潮』やりませんか。
広報が不用意に漏らした「シナ人」と、その恐ろしい意味がまったくわからない大マスコミの裏をかくのが週刊誌だ。頑張れ。

 後略。



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