パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

九州国立博物館特別展『聖地チベットポタラ宮と天空の至宝』-2

「TSNJ」のメールリストで Shiwakuさんが 書かれています。
 日本のマスコミにこういった基本理念が欲しい。
http://groups.google.co.jp/group/2008tibet/browse_thread/thread/2ea2a11fa3642222?hl=ja

引用しているブログは
<リベラル21 やるせない日々>
チベット高原の一隅にて(41)―
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-720.html

私は,現在の福岡でのチベットプロパガンダ博覧会
の意味を自分なりに理解しました。

ああ,文化のマネーロンダリング。
または,
プロパガンダのヘッジをしているんだな,
と思いました。

つまり,中国国内で散々行なってきたプロパガンダ展示。
これと同じことを,今後は海外でやろうとしているのだなと。
最初の開催地は日本。それも昨年,法王様が来訪された福岡。
ここでの成功を皮切りに,東京,東北と,日本の国立博物館で
成功を収める事ができれば,日本での実績を根拠に他の世界で
同じ事をやっていこうと考えているのだなと。

日本の後は,東南アジア諸国で,そして満を持してアメリカへと。
中国が国内のプロパガンダ展示したものですと言ったものを喜んで受け入れる国はいないだろうが,
その事を隠しておいた上で,「日本で好評を博したチベット展」といえば,受けは遥かに良くなる。
アジア諸国にねじ込む事は遥かに簡単になる。海外の目をいとも簡単に騙す事ができる。

中国は当初は,清朝時代に漢人が持ち込んだ拷問器具も
展示させることを日本に対して強く求めていたのかもしれない。
日本側も必死でブロックしただろう。そして,
「チベットの良い所をアピールするものにしましょう」という事にでもなったのだろう。

しかし,中国は,このような日本の対応は織り込み済みだったろう。
むしろ,自国のプロパガンダ展示をより効果的なものとするために
日本の対応を利用していると見て良いだろう。

中国にしてみれば,人の目を幻惑するような,きらびやかな文物を見せ付け,
見る人の心のガードを緩めさせた上でパンフレットや説明文に書いている
プロパガンダの捏造文章を刷り込む事ができれば目的をかなえることができる。

つまり,真の目的は,歴史の捏造と自己の不当な正当化だからだ。

曰く,仏教は中国からチベットにもたらされたものだ。・・・・つまり,チベット仏教とは中国仏教のことだったのだ。
曰く,チベット自身が土着宗教を弾圧していた。・・・・・・・したがって,中国のことをチベット人は何も言えないはずだ。それこそ因果応報であろう。
などなど,直接は言わなくとも,読み手がそのように理解し記憶するような書き方をしているものと考えられる。

そして,このようなプロパガンダは,私が漢人だったら,やるだろうし,
このような事は,心理学の基礎的知識を使えば,誰にでもできる。

先日,法王事務所日本代表部のラクパ代表が,
日本が中国の海外プロパガンダの最初のアンテナ国家であり,
日本での実績を踏まえて,中国はアジア各国や世界に向けた
プロパガンダの箔を付ける行為を行なっていると警告しましたが,
まさに,それが,今,現実に起こっていると言う事実。

日本は,中国のプロパガンダ実績作りの最前線にいるのかもしれません。
私たちは,もっと意識的に考え,行動していく事が必要なのです。

そして,最後に気になるのが,
国立博物館の所管省庁です。
国立博物館独立行政法人で
直接所管しているのは文化庁です。

文化庁長官は,青木保ウィキペディアで
彼の社会的活動を見ると下記の通りです。

 ・文化庁文化審議会副会長、文化政策部会長
 ・日本ユネスコ国内委員会委員
 ・日本民族学会(現在の日本文化人類学会)会長
 ・サントリー学芸賞思想・歴史部門選考委員

文化政策,文化審議,ユネスコ民族学,思想・歴史部門専攻委員。。。。。
おい!お前!本当に大丈夫なのか?
というのが正直な気持ちです。

文化庁の上部組織は文部科学省で,
現在の文部科学省の大臣は,
塩谷立(北京オリンピックを支援する議員の会)です。

今回のチベット展における様々な問題。
上からの何らかの政治的圧力があったのではないか?
とも私は勘ぐっています。
なぜならば,あまりにもおかしく不合理だからです。

いずれにしても,日本の国立博物館の国際的品位を世界最低水準に
貶めている最終責任者が文化庁長官と文部科学大臣であることは確かです。
このような国際的信用失墜の責任を果たして取り切れることができるのでしょうか?

以上,私自身,実際に展覧会に足を運んでいない状況ではありますが,
漏れ聞こえてくる情報が,妙に気になるものばかりなのには驚愕です。
今後とも引き続き,情報を収集していきたいと思います。

MIX 4/9 よし2 日記より

中国共産党政府が たくさんの 「営利的似非チベット心情を持った団体」の支援を得て
4月14日より 九州国立博物館において 特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」の開催を予定されております
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_top.html
九州地方では 新聞、テレビ、ラジオでたくさんの宣伝がながれ「涙をながしたチベットの宝物」が
日中友好の美名の下に 親チベット者、チベット興味者、チベット支援者に晒されようとしています。
この展示会に反対、異論をとなえる権利はありません。しかし 平気で国までを奪い取った中国共産党が 盗み取った宝石を 白々しく日本人にこれ見よがしに展示しチベットで行った、行われた人権侵害を隠して 日本人を誤魔化すこの悪行--------!
参加される方は
チベット旗、 チベットティーシャツを着ていく、 チベット旗のついたグッズ持参
あるいは
モンゴル、ウイグルの旗を持参で 中国で何が起きているか?聞かれるようにしましょう
あくまでも 展示会は賛成です しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
できたら
ウイグル、モンゴル、チベット関係の 小冊子を 博物館に入場する人に配ってみましょう。