パルデンの会

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イランが長期間にわたり、ウラン濃縮やプルトニウム分離を含む原子力活動をIAEAに申告せず繰り返していた イスラエルの空爆破壊が近い?

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023) 7月11日(火曜日)弐
        通巻第7818号 
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 イランの核武装はかなり実現性を帯びてきた
   カール米国防次官「イランの核開発が加速。12日間ほどで核爆弾1個分」
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 イスラエルのネタニヤフ首相は「イランとの核合意」は「悪い合意」だと言った。
 トランプ前政権はオバマ時代の「イラン核合意」を破棄するとした

 2023年2月28日に開催された下院軍事委員会公聴会で、カール米国防次官は「イランの核開発が加速している」とし、「12日間ほどで核爆弾1個分の核分裂性物質を製造できる」と警告した。イランが高濃縮ウランを獲得するまでの期間を具体的に言及したのは初めてである。

イラン核合意を検証する国際原子力機関IAEA)は同日、イラン中部の施設で、濃縮度が核兵器級の90%に近い83.7%のウラン粒子を検知したと報告した。
ドイツ連邦憲法擁護庁も2023年6月の諜報報告書で同様な警告を発した。

イスラエル情報に依れば、イランの核施設周辺の警備強化を示すデータがある。
「報告書は欧州におけるイランの取り組みの一部しか暴露していないが、それらの取り組みの多くは秘密のままであると考えるのが賢明だろう。
「イランは現在、(JCPOA)に基づく許容量の20倍を超える濃縮ウランの総備蓄を持っていると推定され、20%と60%に濃縮されたウランの量の増加が含まれる。濃縮ウランの備蓄は深刻な懸念である」

 日本外務省の分析は下記の通り。
イランは、1970年にNPTに加入し、1974年には国際原子力機関(IAEA)との間で包括的保障措置協定を締結した。IAEA追加議定書については、2003年12月18日に署名したが、2004年4月1日現在批准は行われていない。

2002年8月、ナタンズ及びアラクにおける大規模原子力施設の建設が発覚し、国際社会は強い懸念を表明した。IAEAによる検証活動等を通じて、イランが長期間にわたり、ウラン濃縮やプルトニウム分離を含む原子力活動をIAEAに申告せず繰り返していたのだ。

イスラエル空爆破壊が近い?
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