パルデンの会

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ウクライナ戦線でロシア軍が鹵獲した西側兵器の展示会が、モスクワの「愛国公園」で開催された。この鹵獲兵器はロシアの軍事産業にとっても検査、分析の対象となり次の兵器開発に資することになる。 その情報はおそらく中国にも伝えられる。

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)8月18日(金曜日)弐
        通巻第7868号 
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 ロシアで西側兵器の鹵獲品870点を展示
  ウクライナ大本営発表とは逆さまの「戦果」をどう解釈すべきか
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ウクライナ戦線でロシア軍が鹵獲した西側兵器の展示会が、モスクワの「愛国公園」で開催された。
これは過去1年間にロシア軍が鹵獲した870種類以上の西側の兵器、機器などを展示した戦意高揚のプロパガンダの一環だ。

この展示会は国際軍事技術フォーラム「Army2023」の一環として行われ、ロシア軍が鹵獲した、西側がウクライナに供与したハイテク兵器を陳列したイベント。
アメリカの最新鋭装甲車両M113、ドイツ製のレオパルド戦車、スウェーデンのCV9040、フランスAMX─10RC戦車、オーストラリアのブッシュマスター装甲車などが含まれている。

とくに英国製ハスキー装甲車両やマスティフ装甲車両が目玉だが、黒海港湾都市マリウポリで拿捕された数隻の巡視船も展示された

 この鹵獲兵器はロシアの軍事産業にとっても検査、分析の対象となり次の兵器開発に資することになる。
その情報はおそらく中国にも伝えられる。イランはすでにロシア国内でドローン製造工場を建設しているが、現地生産にかたちをかえると、露西亜支援という政治的な連携が深まる。

そういえばロシアから撤退したBMW工場は中国が買収し、EVの精査名を始めている。かくしてウクライナ大本営発表とは逆さまの「戦果」をどう解釈すべきか?
    ◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□△◎き☆□☆◎