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元チベット政治犯ゴログ・ジグメさんが、個人の勇気を讃えて2023年度民主賞の受賞者に選ばれた

チベット政治犯が国際民主主義賞を受賞

この賞は「活動のせいで投獄されたり殺害されたりした勇気ある民主主義活動家」を称えるものである。
RFAチベット語のTaklka Gyal著
2023.11.20
 
 
元チベット政治犯が国際民主主義賞を受賞2023年11月14日、全米民主主義基金の40周年記念民主賞授賞式で、元チベット政治犯ゴログ・ジグメさんが個人の勇気に対して2023年民主賞を受賞。
 全米民主主義基金

11月14日、全米民主基金の創立40周年記念民主賞授賞式で、元チベット政治犯ゴログ・ジグメさんが、個人の勇気を讃えて2023年度民主賞の受賞者に選ばれた。

11月9日のNEDプレスリリースによると、個人勇気賞は「言葉では言い表せない結果に直面した圧倒的な勇気」に対して民主主義活動家を讃え、「2023年に殺害または投獄されたすべての活動家」を代表してゴログ・ジグメ氏に授与されたという。

ゴログ・ジグメは人権活動家であり映画監督でもあります。2008年には、中国統治下でチベット人が直面する不当な扱いに焦点を当てたドキュメンタリー「Leaving Fear Behind」を共同制作した。 

ゴログ・ジグメと共同プロデューサーのドンドゥプ・ワンチェンは、この映画の公開直後に中国当局によって投獄され、拷問を受けた。彼は2008年から2012年の間に3回逮捕され、2014年に最終的にチベットから逃亡した。 

現在スイスに住んでいる彼は、「チベットでの残虐行為に対する中国の責任を問う」ために人権団体と協力し続けているとNEDのプレスリリースは述べている。

「この賞を受賞できてとても嬉しく思います。この栄誉は、中国共産党政府に対して声を上げるために命を犠牲にしてきた、そして今も犠牲にし続けているすべてのチベット人の闘いを評価するものだと信じています」と活動家はRFAに語った。 

「しかし同時に、チベット国内に未だに非常に多くのチベット人が投獄されており、刑務所内で亡くなった人も多いということも残念です。」

マルコム・フォスター編集。