有料ブログより
2011年3月24日号外。<赤坂プリンスホテルが被災者の方々に開放されることになりました!>。
勝谷誠彦の××な日々 わお!
赤坂プリンスホテルを被災者の方々に開放することが決まったようだ!
猪瀬直樹さんがツイッターで公表したと、何人かから報せがあった。
http://twitter.com/inosenaoki#
<「赤坂プリンス約700室、最大で約1600人分という規模で、株式会社プリンスホテルと共同で、解体が始まるまでの3カ月間(4月1日~6月30日)、一時的に避難施設として開設することにした」>
早速、安倍晋三さんにお礼の電話をすると、まだご存じなかった。カギカッコつきだから石原慎太郎知事が自分で発表されたのかな。どうも都知事選の…いやいや。そんなことはどうでもいい。誰がやった彼がやったということではない。
ひとつでも被災者の方々のためになることが出来ればそれでいい。
というわけで、また号外を出してしまったわけ。書かなきゃいけない原稿の山が目の前にあるのに(泣)。まあ、嬉しい号外だからいいや。でもって出すとなると、あれも書きたいこれも書きたいとなる。
さきほど、MBSから帰ってきた。今日の生放送は『ラジコ』を通じて全国で聴いていただけたと思う。
ここに書いてきたことをほぼ40分間に詰め込んで話した。「早口すぎてわからない」という苦情が局に殺到したそうだが(笑)すみません。普段からそう言われているのでつとめて冷静に喋ったんですが。
誰もがそれぞれの場所でできることをしている。リビアから生還したばかりの日垣隆さんが南相馬市に突っ込んでいった。2度目だという。
「今から行きます」というメールに私は「よろしくお願いします。日本国のために」と送った。すると「了解。世界に誇れる、我が日本のために。」と返事が来た。
先に入っていた田中康夫さんの選挙を一緒に闘った時のことを思い出した。ヘンな、そしてカッコいい人たちだ。
医療の現場からは「今が剣が峰だ」という悲鳴のような声が届いているからだ。
石巻市から。
<現在、避難所の情報収集は市と赤十字救護班で行っています。その結果をもとに必要な物資の供給を県に依頼しています。しかし、十分な支援物資は届いていません。避難所には約2.5万人、食料の配給を必要としている住民も約4.5万人います。合わせて7万人分の食料供給が必要です。食料が届かないために略奪がおこっていることも被災者から聞きました。新潟中越地震や阪神淡路大震災でも震災後の関連死が多数あったことを考えると、これから起こるであろう悲劇を最小限に食い止められるかどうかの分岐点に今、さしかかっています。支援物資が比較的豊かな仙台市から車で1時間の距離なのにその格差は大きいのです。>
これが現場の医師からのメールなのである。本来、食料その他のことなど気づかうことなく、医師たちには治療に専念してもらいたい。しかし傷病者ではなく、避難民全員の「生死」を医師が心配しなくてはいけない異様さ。政府はこれをどこまで把握しているのだろうか。
この叫びが掲載されているこのサイトはぜひ時々見ていただきたい。
http://medg.jp/
避難所の食料が払底しつつあると伝えた仙台だが、市内の日常生活はもとにもどりつつあるというお便りもいただいた。飲食店も再開するところもあるという。
避難所と街のギャップ、そしてわずか「仙石線」で1時間の石巻とのギャップ。これはいったい何だろう。端的に言うと、もっとも政府がコントロールすべき兵站が機能していないということだ。中央の責任は万死に値する。なぜ大マスコミはこのことをもっと責めないのか。
ラジオでも紹介したがフランスのIRSN(フランス放射線防護原子力研究所)がとうとう日本語のサイトを解説した。
どこぞの怪しい情報ではなく、きわめて冷静に現状を分析しているのでご参考に。下の方にスクロールすると日本語があります。
http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx
最後に。
かくも遠くから、私たちのために涙を流してくれる子供たちがいる。自らの明日の糧も知れぬというのに。
http://www.youtube.com/watch?v=0L5W5CYkbR4&feature=player_embedded
猪瀬直樹さんがツイッターで公表したと、何人かから報せがあった。
http://twitter.com/inosenaoki#
<「赤坂プリンス約700室、最大で約1600人分という規模で、株式会社プリンスホテルと共同で、解体が始まるまでの3カ月間(4月1日~6月30日)、一時的に避難施設として開設することにした」>
早速、安倍晋三さんにお礼の電話をすると、まだご存じなかった。カギカッコつきだから石原慎太郎知事が自分で発表されたのかな。どうも都知事選の…いやいや。そんなことはどうでもいい。誰がやった彼がやったということではない。
ひとつでも被災者の方々のためになることが出来ればそれでいい。
というわけで、また号外を出してしまったわけ。書かなきゃいけない原稿の山が目の前にあるのに(泣)。まあ、嬉しい号外だからいいや。でもって出すとなると、あれも書きたいこれも書きたいとなる。
さきほど、MBSから帰ってきた。今日の生放送は『ラジコ』を通じて全国で聴いていただけたと思う。
ここに書いてきたことをほぼ40分間に詰め込んで話した。「早口すぎてわからない」という苦情が局に殺到したそうだが(笑)すみません。普段からそう言われているのでつとめて冷静に喋ったんですが。
誰もがそれぞれの場所でできることをしている。リビアから生還したばかりの日垣隆さんが南相馬市に突っ込んでいった。2度目だという。
「今から行きます」というメールに私は「よろしくお願いします。日本国のために」と送った。すると「了解。世界に誇れる、我が日本のために。」と返事が来た。
先に入っていた田中康夫さんの選挙を一緒に闘った時のことを思い出した。ヘンな、そしてカッコいい人たちだ。
医療の現場からは「今が剣が峰だ」という悲鳴のような声が届いているからだ。
石巻市から。
<現在、避難所の情報収集は市と赤十字救護班で行っています。その結果をもとに必要な物資の供給を県に依頼しています。しかし、十分な支援物資は届いていません。避難所には約2.5万人、食料の配給を必要としている住民も約4.5万人います。合わせて7万人分の食料供給が必要です。食料が届かないために略奪がおこっていることも被災者から聞きました。新潟中越地震や阪神淡路大震災でも震災後の関連死が多数あったことを考えると、これから起こるであろう悲劇を最小限に食い止められるかどうかの分岐点に今、さしかかっています。支援物資が比較的豊かな仙台市から車で1時間の距離なのにその格差は大きいのです。>
これが現場の医師からのメールなのである。本来、食料その他のことなど気づかうことなく、医師たちには治療に専念してもらいたい。しかし傷病者ではなく、避難民全員の「生死」を医師が心配しなくてはいけない異様さ。政府はこれをどこまで把握しているのだろうか。
この叫びが掲載されているこのサイトはぜひ時々見ていただきたい。
http://medg.jp/
避難所の食料が払底しつつあると伝えた仙台だが、市内の日常生活はもとにもどりつつあるというお便りもいただいた。飲食店も再開するところもあるという。
避難所と街のギャップ、そしてわずか「仙石線」で1時間の石巻とのギャップ。これはいったい何だろう。端的に言うと、もっとも政府がコントロールすべき兵站が機能していないということだ。中央の責任は万死に値する。なぜ大マスコミはこのことをもっと責めないのか。
ラジオでも紹介したがフランスのIRSN(フランス放射線防護原子力研究所)がとうとう日本語のサイトを解説した。
どこぞの怪しい情報ではなく、きわめて冷静に現状を分析しているのでご参考に。下の方にスクロールすると日本語があります。
http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx
最後に。
かくも遠くから、私たちのために涙を流してくれる子供たちがいる。自らの明日の糧も知れぬというのに。
http://www.youtube.com/watch?v=0L5W5CYkbR4&feature=player_embedded