パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

勝谷さんが怪しいと言ったら! こりゃ本当に怪しいや! 日本人死亡!

勝谷誠彦氏の有料ブログより

嫌な感じの「事件」だ。
<ゴムボートで漂流/遺体は内閣府の30歳職員>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140201-OYT1T00733.htm?from=navr
北九州市若松区の響灘で1月、ゴムボートが転覆し、
内閣府の男性職員(30)が遺体で見つかっていたことが第7管区海上保安本部(北九州市)への取材でわかった。
職員は直前、韓国にいたとの情報もある。遺体に目立った外傷はなく、7管は「死因は調査中」と説明している。
7管によると、1月18日午前9時45分頃、同区響町にある防波堤の西約500メートル沖の海上で、プレジャーボートの船長から「ゴムボートが漂流し、中で人が倒れている」と通報があった。ゴムボートは約40分後に転覆。周囲を捜索したところ、同20日に防波堤付近の海中で遺体を発見し、29日に身元が判明した。>
元事件記者から言わせてもらうと、突っ込みどころだらけの案件だ。まず、遺体発見から発表までなぜこんなに時間がかかったのか。身元不明であれば、まずは事故があったことを公表して、遺族や関係者からの連絡を待つのが捜査の常道でしょう。しかもようやく身元がわかったというのに、氏名を公表していない。大マスコミの報道のタイミングもまちまちなので、どこかが嗅ぎつけて仕方なく発表した感触もある。それがなければ、ずっと伏せていたのかも知れない。
明らかに公安案件である。伏せられていた間、公安をはじめとする情報工作関係機関が必死に動いていたに違いない。
わずか500メートル沖にもかかわらず、ゴムボートの中で倒れている人をそのまま放置し、40分後に転覆し、いったんは見失っているというのも解せない。本当にそういう展開だったのだろうか。転落する前に遺体を回収していたと考えても不思議ではない。
亡くなった男性に関してわかってきたのはこういうことだ。
内閣府によると、職員は「経済社会総合研究所」(東京)に所属し、昨年7月から2年間の予定で米ミネソタ州の大学院に留学中。昨年末、「韓国で1月上旬に開かれる会議に出席する」との報告があり、公務として認めたという。>
韓国に入国はしていたようだ。
内閣府職員、遺体発見 北九州沖、ウォン紙幣所持/ボートで漂流?>
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140201/fkk14020117400002-n1.htm
<職員は黒色のジャンパーのようなものを着てウォン紙幣を所持していた。ゴムボートは長さ約3メートル、モーター付きで韓国製だった。職員は韓国に入国していたとの情報もある。>
『経済社会総合研究所』は、いわば日本国の中枢のシンクタンクである。わが国の「国力」を示すGDPを算出する場所だといえば、重要性がおわかりだろうか。
<経済社会総合研究所とは>
http://www.esri.go.jp/jp/esri/main.html
<経済社会総合研究所(Economic and Social Research Institute/以下ESRIという)は、中央省庁再編の一環として従来の経済企画庁経済研究所の機能、規模を拡充して2001年1月に発足した内閣府の機関です。
内閣府は重要課題を担当する「知恵の場」ですが、ESRI内閣府シンクタンクとして理論と政策の橋渡しを担う、いわば「知恵の場」の中の「知恵の場」といえます。>
余談ながら、官僚っていうのは、ホントに自分が頭がいいと思っているんだなあ。
そういう場所にいた人物がかかる発見のされかたをするというのは、情報工作の世界では、間違いなく謀略を仕掛けたか巻き込まれたという結論になる。今のところ情報があまりに少ないので、断定はできないが、海外からそもそも送り込まれた工作員なのか、日本が工作を仕掛けようとして失敗したのか。残念ながらこの国の能力からすると、前者の可能性の方が高いだろう。
一般の方の考え方だと、韓国や北朝鮮からゴムボートで日本に密入国しようとしたのでは、と思うかも知れないが、この時期の海峡を渡って来るのは無理だ。あちらから来たのならば、工作船に乗ってきて、近くで降ろされたと考えるのが合理的だ。であればそれなりのレーダーの記録が海上保安庁には残っているはずである。
いずれにせよ、日本国と支那朝鮮との緊張がこれまでになく高まっている中で、これほどのポジションにいる官僚がこういう死に方をするというのは、なかなかにスリリングなことである。続報を待ちたいが、この世界の常として、なんとなく忘れ去られていくような気もするなあ。

小さなニュースだが、これまた情報工作的に見ると、なかなか興味深いものがある。
金正恩の祖父の墓石、毀損を懸念して子孫が移す>
http://japanese.joins.com/article/225/181225.html
<済州市奉蓋洞にある北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記の祖父の墓が解体された。毀損を心配した子孫が墓石と周りの境界石を自宅に移したことが確認された。この墓は金正恩の生母・高英姫(コ・ヨンヒ)の父・高京沢(コ・ギョンテク)の墓で、遺体がない「虚塚」だ。>
<毀損を懸念して>じゃないですよ。高英姫のルーツを消したいという北朝鮮からの圧力があったのだろう。墓の主の高京沢は日本に渡ったあと、皇軍のために軍需品を作っている。「白頭山の血統」たる金正恩の祖父が大日本帝国にいて、軍に協力していたなんてことがバレるととんでもない。だから「証拠隠滅」をしたんでしょうね。
日本国としてはこの事実をもっと大声で触れてまわればいいのである。

休日なので最後にちょっと趣味の世界につきあって下さい。
<涅槃、胸に水晶キラリ/鎌倉時代、快慶の工房作?/大津>
http://www.asahi.com/articles/DA3S10957737.html
<衣からのぞく胸に、加工した水晶をすっぽりとはめ込んだ釈迦涅槃(ねはん)像(木造、長さ12.8センチ)が、大津市伊香立下在地(いかだちしもざいじ)町の浄土宗寺院・新知恩院(しんちおんいん)で見つかり、市歴史博物館が1日発表した。>
地学屋、特に鉱物屋、もっと言うとペグマタイト屋は「ははあん」と思うのですよ。大津の寺というのがミソである。近くには日本有数の水晶の産地である田上山がある。私もよく巡検に行きました。今日もお送りする『天国のいちばん底』の頃に。

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『天国のいちばん底』第379回(PDF193KB)
本文(パスワード:anaguma)
http://www.katsuyamasahiko.jp/book/tensoko379.pdf
あらすじ(パスワードはありません)
http://www.katsuyamasahiko.jp/book/summary.pdf
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本文HTML版(パスワード:anaguma)
http://katsuyamasahiko.jp/archives/1496.html
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