パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

馬鹿が叫んでいる「徴兵制」がホントかどうか、ちょっと考えてみました

勝谷誠彦氏の有料ブログから転載

日曜日だというのに、こんなに早く起きてしまって、
しかもなんだかマジメな原稿を書いていると脳がどんどん活発化してきてよろしくない。今日は「禁酒日」と決めた。ジムに行って、おそらく会長がおられると思うのでミットを持っていただいて、そのあとは帰ってフッと寝るのである。まあ「予定」(笑)。そうできるか、みなさん応援してください。
 新聞もまだ来ていないので、
ちょっと先の週に気にかかったことを中心に書く。「断言」ということだ。朝日新聞がしきりにこういうことを書いていた。
 <首相「絶対」「断じて」「いささかも」断言連発の理由>
 http://digital.asahi.com/articles/photo/AS20150730004856.html
 ちなみに。
私はいつも朝日新聞のカネを払わないと読めない部分を目の敵にしてリンクはできるだけ「読めないところ」にして、読めるところから引いてきた。しかし、これが無駄な闘いだとわかってきたんですね。ヒトによっては読めるところは読める。大マスコミを相手にして蟷螂が闘う厳しさがわかったというか何というか。だから、これからはとりあえずリンクしますわ。もう面倒くさい。そこでどこまで読んでいただけるかはわからないが、キモの部分は私が引きます。今日はその第1回。
 

<首相は30日の特別委員会で、自民党森雅子氏から集団的自衛権の行使を認めたことをめぐり、「戦争に巻き込まれることはないのか。世界の警察であるアメリカに言われたら断れないのではないか」と問われ、「戦争に巻き込まれることは絶対にない」と述べた。>

 難しいところです。「戦争」とは宣戦布告をしてきちんとした「戦争」をすることだ。そうでないと「事変」「紛争」などと言われる。安倍晋三首相の頭の中には国際条約で定義されたこの「戦争」があるのではないかと思う。質問する側には、その程度の知識はないのではとないか。だから、安倍さんはここは「断言」していい。宣戦布告して「ホントの戦争」に日本国が踏み切ることは、まずないからだ。次。
 <さらに森氏が徴兵制を取り上げ、「
子育て中のお母さんと話すと、『徴兵制になるんじゃないの』という声を聞く」とただすと、首相は「徴兵制の導入は全くあり得ない。今後も合憲になる余地は全くない。子どもたちが兵隊にとられる徴兵制が敷かれることは断じてない」と繰り返した。首相は「政権が代わっても導入はあり得ない」と言い切ったが、民主党幹部は「長年の憲法解釈を変更し、歴代内閣が使えないとしてきた集団的自衛権の行使を認めたのは首相で説得力がない」と指摘する。>
 馬鹿と白痴の会話を聞いているうようである。まあ、
本当の馬鹿と白痴なのかはわからないが。森雅子議院は馬鹿の「役」をやらされていると信じたい。私の工作員たちからもよくメールが来る。「灼熱の国会前に子どもを連れていく親は何を考えているの!」と。親がバカだと子どもにもうつる。「憲法9条を守るぞ!」と言うアホて親のもとで、脱水状態になっている「子どもの人権」はどないやんな、左巻き(笑)。
 「徴兵制」である。
ちいさなお子さまを炎天下にさらしてデモに行っているお嬢さん(敬語)たちはよく読んで欲しい。なんで、話がそちらに行くかね、という、「軍事を知る」ものにとっては、仰天な論議なのである。しかし左巻き、よく安保法制の論議で「徴兵制」を持ちだしたよなあ。
 日曜日だし、ちょっと私の「論」を聞いてもらいましょうか。「
軍事を知らずして平和を語るなかれ」の典型なので。ひとこと。「徴兵制は日本国ではあり得ません」。これは思想信条ではなく「軍事から」だ。
 わかりやすいところから説く。」
あんなアホのナマヌルい奴ら徴兵してどうなるんです。F大のアホですよ。「わたみん家」でも使えない奴らだですよ。銃持たしても危ないだけでしょうが。
 いま近代いや現代国家で徴兵制をやっている国はほとんどない。
左巻きの方々はこれをちょっと学習するように。大陸と半島にある三流国家はやっている。まあ、そうでもしないと国民を教育できていんでしょうね。もともとの知能指数が低いから。
 他のちゃんとした国々は徴兵などない。なぜならば、
今の軍隊というものは、まことにハイテクで大変な能力を要求されるからだ。アホをいれている場合ではないのである。むしろ能力のある人物をスカウトしなくては。それで足りないのでアメリカなどはイラクで軍会社を使っている。大変な高い給料だ。本当にそういう方面に関心があるなら、ここに就職するだろう。徴兵制などという過去の遺物はない。デモに行っているオバハンどもは「クール」ではない。ふだん、ファッションを気取っているババアは、どこまでそれがわかっているのかな。

 『週刊新潮』3000号を言祝(ことほ)
いで何を書こうかと思っていた。その号はもちろん『ももクロに行く途中で買って熟読した。しかし、師匠にやられてしまった。「週刊誌の神」である。あとに私がつけたすことは何もないというほかはない。
 <『週刊新潮』(8月6日号)は「通巻3000号記念特大号」>
 http://www.sankei.com/premium/news/150802/prm1508020018-n1.html
 <昭和31年の創刊から60年、
現在の週刊誌のスタイルはすべて『新潮』がつくったと言っても過言ではなかろう。
 グラビアがあって、コラム、連載小説、エッセー、
そして特集という誌面構成も、関係者のコメントをつないで記事にするという記事作法も『新潮』の「発明」だ。
 「俗人が興味を持つのはカネと女と事件」と喝破して『新潮』
を創刊した斎藤十一氏の偉大さを改めて思う。
 ちなみに『TOCUS(フォーカス)』
創刊の時の斎藤氏の言葉は「キミは殺人者の顔が見たくないか」。
 私と花田紀凱さんは『週刊文春
の最盛期を創ったという自負があり、実際に部数も多かったのだが、そのときですら『週刊新潮には負けたという気持ちがときどきあった。これはねえ、メジャーリーグのトップでの闘いなのである。観客数ではない。どれほどのプレイがあったかだ。そういう場にいられたことを感謝したい。いま、それほどの緊張感があるフィールドかというと、ちょっと首をかしげる今ほど週刊誌にとって面白い時はないのになあ。私はイライラしながらそれをせめて『SPA!のコラムで書いているのである。

 この国ほど検査が甘いところはない。いつもケンカするんだけど。
所詮は利権で委託しているのである。情けない。
 <全日空機、14歳の手荷物からはさみポロリ→
乗客149人全員降ろし再検査/大分空港>
 http://www.sankei.com/affairs/news/150801/afr1508010044-n1.html
 <1日午前7時半ごろ、
大分空港を離陸する直前の羽田行き全日空792便の機内で、乗客の手荷物からはさみが見つかった。搭乗前の保安検査に不備があった可能性があるため、乗客149人を全員降ろし、検査をやり直したが、他に危険物は見つからず、約1時間20分遅れて出発した。>
 こういうことについては私はコメントしないたことにしている。
毎週乗っている私としては「いかにひどいか」を識っている。しかしそれを利用されたくないので。

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