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カナダで行われたファーウェイCFO逮捕後に中国で拘束されて1年、無実の罪でカナダ人2人が拘束され、裁判にかけられている
ファーウェイCFO逮捕後に中国で拘束されて1年、カナダ人2人の閉ざされた生活
2019年12月10日 10:35 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 カナダ 北米 ]
ファーウェイCFO逮捕後に中国で拘束されて1年、カナダ人2人の閉ざされた生活‹ ›
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カナダ・バンクーバーで、中国で拘束されたマイケル・コブリグ氏とマイケル・スペーバー氏の写真を掲げ、両氏の解放を訴える支援者(2019年5月8日撮影)。(c)Jason Redmond / AFP
カナダ・バンクーバーで、中国で拘束されたマイケル・コブリグ氏とマイケル・スペーバー氏の写真を掲げ、両氏の解放を訴える支援者(2019年5月8日撮影)。(c)Jason Redmond / AFP
カナダ・バンクーバーの自宅の外で報道陣と話す華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)孟晩舟被告(2019年10月1日撮影)。(c)Don MacKinnon / AFP
【12月10日 AFP】カナダ人2人が、中国で身柄を拘束されてから10日で1年となる。拘束は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の最高財務責任者(CFO)孟晩舟(Meng Wanzhou)被告の逮捕に対する報復行為とみられており、2人は弁護士をつけることもできず、家族に面会できない状態が続いている。
元外交官で独立系シンクタンク「国際危機グループ(International Crisis Group、ICG)」に勤めていたマイケル・コブリグ(Michael Kovrig)氏と、中国を拠点とする実業家で北朝鮮旅行の手配をしていたマイケル・スペーバー(Michael Spavor)氏が拘束されたのは、孟被告が逮捕されたわずか9日後のことだった。
孟被告は、ファーウェイ創業者の任正非(Ren Zhengfei)最高経営責任者(CEO)の娘で、昨年12月1日に米国の要請を受けたカナダ当局によりバンクーバー(Vancouver)の空港で身柄を拘束された。米国は、対イラン制裁に違反したとして孟被告の身柄引き渡しを要求しており、一方の孟被告は弁護団を雇い、法廷で徹底抗戦する構えを示している。
中国政府は孟被告の釈放を繰り返し要求し、カナダ政府はカナダ国民を恣意(しい)的に拘束したとして非難している。
孟被告とコブリグ・スペーバー両氏が置かれた状況は対照的だ。
孟被告は、保釈中は足首に監視装置を装着することが義務付けられてはいるものの、バンクーバーの自宅で読書をしたり絵を描いたりして過ごしている。
逮捕から1年の節目に支援者らに送った公開書簡には、こう書かれていた。「今は、時間がゆっくり流れているように感じます」「あまりにもゆっくり流れているため、本を最初から最後まで読めるほどです」「ささいなことを同僚と話し合ったり、油絵を丁寧に完成させたりする時間も取れます」
父親の任氏は米CNNテレビで、孟被告の母親や夫が会いに行っている他、「苦しんでいる」娘と自分も連絡を取り合っていると話した。
■2人の運命は孟被告の審理次第
一方、海の向こう側で拘束されているコブリグ氏とスペーバー氏に対する尋問は何時間にも及び、拘束後、最初の6か月は就寝時にも照明をつけられたままだったと関係筋は伝えている。面会が許されているのは領事のみで、1回当たり30分だという。
カナダの元中国大使ギー・サンジャック(拘置所の1部屋で約20人と共に、スペーバー氏は遼寧( )省丹東( )で18人と共に収容されている。外に出られるのは1日15分だけだ。
)氏によると、コブリグ氏は北京にある家族からの写真やメッセージは大使館職員が大声で読み上げてから、中国当局に手渡される。だが、それをコブリグ氏とスペーバー氏が受け取っているかは不明だ。コブリグ氏については逮捕から1週間は、本の差し入れさえ拒否されていた。
両氏は国家機密窃取の容疑をかけられているが、正式に起訴はされていない。
専門家によると、コブリグ氏とスペーバー氏の運命は孟被告の今後の処遇次第だという。孟被告の審理は1月に開始する予定だ。(c)AFP/Laurent Thomet and Eva Xiao
カナダ裁判所、ファーウェイCFO逮捕巡る文書開示請求を却下
By Reuters Staff
カナダの連邦裁判所は中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)(写真)の弁護団が要求していた同CFO逮捕に関する文書の開示請求を退けた。写真はバンクーバーで5月に撮影(2020年 ロイター/Jennifer Gauthier)
[25日 ロイター] - カナダの連邦裁判所は中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)の弁護団が要求していた同CFO逮捕に関する文書の開示請求を退けた。25日に公開された裁判所の文書で明らかになった。
孟被告は2018年12月にバンクーバー国際空港で米国の要請により逮捕された。ファーウェイのイランとの取り引きについて孟氏がHSBCHSBA.Lに虚偽の説明をしたとして、米当局は銀行詐欺などの罪で同氏を起訴している。
孟被告側は米国とカナダ当局者の逮捕手続きに乱用があったと主張し、逮捕に関する全ての文書の開示を要求した。カナダ当局は一部の文書を公開したものの、全ての文書を公開すれば国家安全保障が脅かされる恐れがあるとして拒否した。
ケーン連邦裁判事は要求された情報は孟被告の逮捕とは無関係とし「孟氏側が求めている『パズルの欠けたピース』ではない」との判断を示した。
ファーウェイのコメントの要請に応じていない
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元トランプ政権の首席戦略顧問スティーブ・バノン氏が監督した「赤龍の爪」。 映画は、世界最大のハイテク企業「華為」と中国共産党の関係に焦点を当てる。バノン氏によると、中国政権は世界支配を狙うために、「一帯一路」を通じて他国のインフラ敷設を進め、華為を利用しているという。 ✉大紀元ニュースレター登録(無料)※大紀元からニュースが✉で直接届きます。 https://www.epochtimes.jp/newsletter/ 📳大紀元 エポックタイムズ・ジャパン ニュースサイト https://www.epochtimes.jp
【映画】赤龍の爪 (Claws of the Red Dragon 日本語字幕版) 再掲載